図鑑

動物の怪の妖怪

「動物の怪」に関わる妖怪を20件。

20

犬神
犬神
いぬがみ

犬神とは、九州・四国地方を中心に伝承される犬の霊を操る憑き物筋の家筋にまつわる妖怪である。

牛鬼
牛鬼
うしおに

牛の頭に鬼の体を持つとされる妖怪。西日本、特に瀬戸内海沿岸の伝承に多く、海中から現れ人を襲うとされる。

姑獲鳥
姑獲鳥
うぶめ

姑獲鳥(うぶめ)は、産褥で死んだ女の霊が鳥と化したとされる妖怪で、夜に産衣を求めて現れると伝わる。

大百足
大百足
おおむかで

大百足は巨大な蜈蚣の妖怪で、甲斐国から信濃国にかけての山中に現れ、人や家畜を襲うとされる。

送り犬
送り犬
おくりいぬ

夜道を歩く人の後ろに付き従い、転ぶと噛み殺すが「休もう」と声をかけると一時的に姿を消すとされる犬の妖怪。

火車
火車
かしゃ

火車とは、葬礼や死に際に現れ、亡骸を奪い去る妖怪。関西では猫の怪、関東では鬼ともされる。出典は『画図百鬼夜行』『遠野物語』など。

鎌鼬
鎌鼬
かまいたち

鎌鼬(かまいたち)とは、髪を鎌のようにした鼬が突風とともに現れ、人に刃物で切ったような傷を与えるとされる日本の妖怪。

九尾の狐
九尾の狐
きゅうびのきつね

尾が九本に分かれた狐の妖怪。中国の妖狐伝説に由来し、日本では玉藻前として朝廷を乱したとされる。

件
くだん

件(くだん)は、近世から近代の日本で、牛の姿に人面を持つとされる予言獣。疫病や戦争を予言したと伝わる。

砂かけ婆
砂かけ婆
すなかけばばあ

砂かけ婆(すなかけばばあ)とは、奈良県を中心に近畿地方で語られる、砂をかけて人を驚かす老女の姿をした妖怪。

玉藻前
玉藻前
たまものまえ

玉藻前は、鳥羽院の寵愛を受けた白面金毛九尾の狐が、陰陽師に見破られ那須野で討たれたとされる伝説上の女性。

土蜘蛛
土蜘蛛
つちぐも

古代の土着豪族への蔑称と、山中に潜む大蜘蛛の怪が重なった妖怪。

天狗
天狗
てんぐ

山に棲み、高い鼻と翼、羽団扇をもつ山の怪。仏法を妨げる魔から山の神へと姿を変えてきた。

人魚
人魚
にんぎょ

人魚(にんぎょ)とは、日本各地の海や川に伝わる、上半身が人、下半身が魚の姿をした妖怪。人を襲うとも、長寿や不老をもたらすともされる。

鵺
ぬえ

鵺(ぬえ)は、頭は猿、体は狸、尾は蛇、手足は虎に似るとされる日本の妖怪。平安時代の『平家物語』に、源頼政が退治した怪鳥として描かれる。

塗壁
塗壁
ぬりかべ

塗壁は、夜道を塞ぐ壁のような妖怪で、福岡県や大分県の伝承に名が見える。

濡女
濡女
ぬれおんな

濡女は、水辺に現れるとされる日本の妖怪で、濡れた長い髪と蛇体を持つと描かれる。

化け狸
化け狸
ばけだぬき

日本各地で伝承される、人を化かし時には人に化けるとされる狸の妖怪。

貉
むじな

貉(むじな)はアナグマやタヌキを指す異名だが、妖怪としては人を化かす獣の総称として伝承され、特に「むじなの怪」として夜道で人を驚かす怪異をいう。

雷獣
雷獣
らいじゅう

雷獣とは、落雷とともに現れるとされる日本の妖怪で、雷を伴う怪異として近世以降の随筆や浮世絵に描かれた。