里の怪の妖怪
「里の怪」に関わる妖怪を31件。
31 件

垢嘗は、鳥山石燕『画図百鬼夜行』に描かれた妖怪で、夜中に便所に入り、湯垢や汚れを舐め取るといわれる。

熊本県球磨地方の山道に現れ、通行人に油をすますように無言で立ち去る妖怪。

鹿児島県を中心に伝わる、夜に飛び、人の首に巻きつくとされる一反ほどの白い布の妖怪。

犬神とは、九州・四国地方を中心に伝承される犬の霊を操る憑き物筋の家筋にまつわる妖怪である。

日本各地の伝承に現れる人型の超自然的存在で、角と獣皮の姿で描かれ、災厄・異界の象徴とされる。

火車とは、葬礼や死に際に現れ、亡骸を奪い去る妖怪。関西では猫の怪、関東では鬼ともされる。出典は『画図百鬼夜行』『遠野物語』など。

鎌鼬(かまいたち)とは、髪を鎌のようにした鼬が突風とともに現れ、人に刃物で切ったような傷を与えるとされる日本の妖怪。

唐傘お化けは、古い唐傘が一本足で跳ねる付喪神の一種。江戸期の妖怪画に描かれ、現代では最も親しまれる妖怪の一つ。

狐が吐くとされる怪火で、主に夜の野山や里近くで連なって現れ、人を脅かしたり道を惑わせたりすると伝わる。

件(くだん)は、近世から近代の日本で、牛の姿に人面を持つとされる予言獣。疫病や戦争を予言したと伝わる。

口裂け女とは、口が耳まで裂けた女の怪異で、1979年に日本全国で噂された都市伝説。

木霊(こだま)は、山や森で声が反響する現象を、木の精霊の仕業とする日本の民間信仰。

岩手の旧家に住むという子どもの姿の家の神。いる家は栄え、去ると家運が傾く。

砂かけ婆(すなかけばばあ)とは、奈良県を中心に近畿地方で語られる、砂をかけて人を驚かす老女の姿をした妖怪。

提灯お化け(ちょうちんおばけ)は、江戸時代の妖怪画や草双紙に描かれた、提灯が化けた付喪神の一種。

手の目(てのめ)は、両眼のない男の両手の掌に目玉が付いた姿の日本の妖怪。江戸時代の怪談集に描かれ、夜道で人を襲うとされる。

天井嘗は、夜に天井を舐めるように舐め回す妖怪で、鳥山石燕の『画図百鬼夜行』に描かれた。

豆腐小僧は、江戸時代の妖怪画に描かれた、豆腐の入った皿を盆にのせた子供の姿の妖怪。

百々目鬼(どどめき)は、鳥山石燕『画図百鬼夜行』に描かれた、両腕に無数の鳥の目がついた妖怪。

泥田坊は、夜の田んぼに現れ、片腕を突き上げて「田を返せ」と叫ぶとされる日本の妖怪。

鵺(ぬえ)は、頭は猿、体は狸、尾は蛇、手足は虎に似るとされる日本の妖怪。平安時代の『平家物語』に、源頼政が退治した怪鳥として描かれる。

後頭部の長い老人姿で描かれる正体不明の怪。「妖怪の総大将」像は近代に作られたもの。

塗壁は、夜道を塞ぐ壁のような妖怪で、福岡県や大分県の伝承に名が見える。

のっぺらぼうは、顔から目・鼻・口が消えた人形のような姿で現れる日本の妖怪。江戸期の怪談本から現代の都市伝説まで語られる。

日本各地で伝承される、人を化かし時には人に化けるとされる狸の妖怪。

一つ目小僧(ひとつめこぞう)は、江戸時代の絵草子や随筆に現れ、京阪を中心に東海・関東にも伝わる一つ目の小僧姿の妖怪。

二口女(ふたくちおんな)は、後頭部にもう一つの口を持ち、髪が蛇のように動いて食事を運ぶとされる日本の妖怪。江戸期の怪談集や随筆に記録がある。

見越し入道は、夜道で見上げるほど背が伸びる入道姿の妖怪で、東北や関東の伝承に名が見える。

貉(むじな)はアナグマやタヌキを指す異名だが、妖怪としては人を化かす獣の総称として伝承され、特に「むじなの怪」として夜道で人を驚かす怪異をいう。

雷獣とは、落雷とともに現れるとされる日本の妖怪で、雷を伴う怪異として近世以降の随筆や浮世絵に描かれた。

夜、首が長く伸びる、あるいは首が胴を離れて飛ぶ女の怪。見世物と怪談で江戸に広まった。